午後3時頃、トラクターで田んぼを耕している時に、バーク工場のある方向から相当な煙が出ていた。午後5時過ぎに火事のサイレンが鳴り、消防車がバーク方面に向かったので、やっぱり火事だったかと思う。現場に入ってみると、30mぐらい山積みされたバークの山から煙が出ていた。
あれだけ燃えているのに資源開発関係者などは全く気が付かなかったのか不思議である。燃えている範囲も広く、水もなく、旧日田市分団の消防団に出動要請をしていた。有田川支線の日掛け水路から水を挙げる為に200m置きに中継するために分団の消防車が並び、現場まで約1500mを繋いで放水していた。
杉の皮バークは、山積みすると熱を出し、自然発火することが多い。過去に10回程度の火災を起こしている。冬場の火災が多かったが、今回はここ1週間雨も降らずにバークの中は相当な熱を持っていたのでしょう。それが自然発火に繋がったと思う。それにしてはあれだけの火災になるまで資源開発関係者が誰も気が付かなかった体制は良くないと思う。関係者はもう少し火災に対する認識をして欲しい。