今朝の毎日新聞大分版から・・・
『日田市の首藤洋介助役(73)が、24日の市議会最終本会議で退任(31日付)を表明する。持病の腰痛悪化などのため今月初めに大石昭忠市長に辞表を預けたが、強く慰留されていた。任期は来年9月までだった。
首藤助役は59年に県に入庁。児童家庭課長、福祉生活部次長を経て91年に退職後も、県社会福祉事業団常務理事を務めるなど福祉分野一筋。大石市長が初当選して間もない95年9月、助役就任。温厚、誠実な人柄が職員の信望を集めた。
特に市町村合併協議では助役、収入役、担当課長らで組織する幹事会の幹事長を務め、思惑がぶつかる市郡間の調整役を果たした。また、福岡県内3カ所と争ったサッポロビール新九州工場誘致合戦では、日田の用地交渉の裏舞台を支えた。
大石市長は「いろいろご無理をしていただいたが、辞表受理やむなしと判断した」と話す。後任人事の方針は24日に表明する。【楢原義則】』 議会全員協議会出席の市長と首藤助役(右側)